この記事でわかること
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モバイルディスプレイの基礎と選び方
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2024年以降に発売された最新おすすめモデル
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価格帯ごとの比較とおすすめ用途
導入:リモートワークとゲーミング需要で人気急上昇
「出先でデュアルディスプレイを使いたい」「SwitchやPS5を外でも遊びたい」──
そんなニーズを叶えてくれるのが モバイルディスプレイ(ポータブルモニター)。
2025年現在は、軽量化・高画質化・高リフレッシュ対応が進み、最新モデルは仕事にも遊びにも欠かせない存在になっています。
この記事では、2024年以降に発売された最新モデルのみを精査してご紹介します。
モバイルディスプレイとは?
ノートPCやスマホに接続して使える「持ち運べるサブディスプレイ」。
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USB-C一本接続:映像+給電を同時に実現
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多用途対応:PC、スマホ、タブレット、Switch、PS5
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軽量コンパクト:600g〜1kg台でカバンに収まる
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追加機能:タッチ操作、スタンド内蔵、バッテリー搭載タイプも登場
モバイルディスプレイ選びのポイント
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サイズ:13〜16インチが主流。携帯性と見やすさのバランス
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解像度:FHDで十分だが、2K/4Kは編集や映像美重視向け
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リフレッシュレート:ゲーミングは120Hz以上を推奨
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接続方式:USB-C(DP Alt対応)が便利。HDMIもあると安心
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バッテリー内蔵:外出が多いなら必須
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重量:1kg未満なら持ち運びラクラク
価格帯別おすすめモデル(2024〜2025発売モデル)
低価格ゾーン(〜2万円台)
Arzopa Z1FC
EVICIV 13.3インチ FHD
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特徴:軽量で2K解像度、携帯性抜群
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価格目安:約2万円前後
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おすすめする人:外出先での作業を重視する人
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Cocopar 15.6インチ 新型FHD
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特徴:USB-C+HDMI対応で汎用性◎
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価格目安:約1.8〜2万円
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おすすめする人:SwitchやPS5をサブ画面で楽しみたい人
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ミドルゾーン(3〜4万円台)
ViewSonic TD1656-2K
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特徴:2K解像度+タッチ対応。国内外で評価多数
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価格目安:約3.5万円
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おすすめする人:ビジネス用途で操作効率を上げたい人
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Lenovo ThinkVision M14t Gen 2
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特徴:ペン入力可能。USB-Cで接続簡単
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価格目安:約4万円
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おすすめする人:クリエイターやビジネスユーザー
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MSI Portable Monitor 15.6
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特徴:120Hz対応。ゲーミング性能と携帯性を両立
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価格目安:約3.8万円
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おすすめする人:外出先でも快適にゲームしたい人
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ハイエンドゾーン(5〜7万円台)
ASUS ProArt Display PA148
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特徴:高色再現率。クリエイター向け定番。
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価格目安:約6万円
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おすすめする人:写真・映像編集プロ
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MSI MAG 161V
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特徴:144Hz対応、低遅延ゲーミング特化。
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価格目安:約7万円
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おすすめする人:eスポーツや競技ゲーマー
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プレミアムゾーン(8万円以上)
ASUS ROG Strix XG16
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特徴:240Hz駆動+バッテリー内蔵。最強ゲーミングモデル
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価格目安:約8.5万円
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おすすめする人:本気ゲーマー
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全モデル比較表(2025年版)
モデル | 特徴 | 解像度 | リフレッシュ | 価格目安 |
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Arzopa Z1FC ▶詳細はこちら |
144Hz対応、低価格ゲーミング | FHD | 144Hz | 約2.5万 |
EVICIV 13.3 FHD ▶詳細はこちら |
軽量コンパクト2K | 2K | 60Hz | 約2万 |
Cocopar 15.6 FHD ▶詳細はこちら |
HDMI対応、汎用性◎ | FHD | 60Hz | 約1.8〜2万 |
ViewSonic TD1656-2K ▶詳細はこちら |
タッチ対応、評価多数 | 2K | 60Hz | 約3.5万 |
Lenovo M14t Gen 2 ▶詳細はこちら |
ペン入力対応 | FHD | 60Hz | 約4万 |
MSI Portable 15.6 ▶詳細はこちら |
120Hz対応 | FHD | 120Hz | 約3.8万 |
ASUS ProArt PA148 ▶詳細はこちら |
高色精度、クリエイター向け | FHD | 60Hz | 約6万 |
MSI MAG 161V ▶詳細はこちら |
144Hz、ゲーミング特化 | FHD | 144Hz | 約7万 |
ASUS ROG Strix XG16 ▶詳細はこちら |
240Hz+バッテリー | FHD | 240Hz | 約8.5万 |
モバイルディスプレイはどんな人に向いている?
向いている人
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出張や外出が多いビジネスパーソン
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ゲーマー(Switch/PS5やPCでマルチ画面)
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動画編集やクリエイティブ作業を行う人
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自宅でデュアルディスプレイ環境を作りたい人
向いていない人
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常にデスクトップ環境を使う人
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持ち運びを全くしない人
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安さだけを求める人(据え置きモニターの方が安い)
他の選択肢と比較する
項目 | モバイルディスプレイ | タブレット(iPad) | セカンドノートPC | 据え置きモニター |
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価格帯 | 1.5〜12万円 | 5〜15万円 | 5〜20万円 | 1〜10万円 |
携帯性 | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
拡張性 | サブモニター専用 | アプリ活用も可能 | フルPC機能あり | 高性能だが固定 |
バッテリー | 一部内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | なし |
適性 | デュアル環境構築 | 単独利用もOK | PC替わり | 自宅据え置き用 |
まとめ
モバイルディスプレイは、2024年以降に発売された新世代モデルで一気に進化。
OLEDや高リフレッシュ、バッテリー内蔵など多彩な選択肢が登場し、ビジネスにもゲームにも大活躍です。
自分の用途と予算に合わせて選べば、作業効率もエンタメ体験も格段に向上します。
FAQ(よくある疑問)
Q1. スマホだけで使えますか?
→ 可能です。ただし、すべてのスマホが対応しているわけではありません。USB-C端子が「DisplayPort Altモード」に対応している機種(Galaxyや一部のAndroid端末など)なら、ケーブル1本で映像を映し出せます。iPhoneの場合は基本的に非対応なので注意が必要です。
Q2. SwitchやPS5は接続できますか?
→ できます。HDMI入力があるモバイルディスプレイなら、SwitchやPS5の映像を映すことが可能です。特にSwitchはドックを経由せずに接続できるモデルもあり、外出先や旅行先で大画面プレイが楽しめます。
Q3. バッテリー内蔵と非内蔵、どちらがいい?
→ 外出が多い人はバッテリー内蔵モデルの方が便利です。スマホやゲーム機を直接つないで利用でき、電源がない場所でも安心です。一方で、デスクでの利用が中心なら非内蔵モデルで十分。価格も安く、軽量な傾向があります。
Q4. ゲーミングに遅延はある?
→ 通常利用で気になるほどの遅延はありませんが、60HzモデルだとFPSなどの高速ゲームではやや不利です。120Hzや144Hz対応モデルなら、滑らかな映像と低遅延で快適にプレイできます。eスポーツを意識するならリフレッシュレート重視で選ぶと良いでしょう。
Q5. MacBookでも使える?
→ はい、USB-C対応のMacBookならほぼ問題なく接続可能です。電源供給も同時にできるため、ケーブル1本でスマートにデュアルディスプレイ環境を作れます。クリエイターの作業効率アップにもつながります。
Q6. iPhoneは対応してる?
→ iPhoneはLightning端子のため、そのままでは非対応です。Apple純正の「Lightning – HDMIアダプタ」などを介せば利用可能ですが、手軽さを求めるならiPadやUSB-C対応端末の方が向いています。
Q7. 解像度はFHDで十分?
→ 一般的な作業や動画視聴であればフルHD(1920×1080)で十分です。ただし、写真編集や動画制作など解像度を重視する作業では2Kや4Kを選ぶ価値があります。用途に応じてバランスを取るのがおすすめです。
Q8. 音声出力はある?
→ モバイルディスプレイの多くにはスピーカーが内蔵されています。ただし音質は控えめで、ゲームや映画を楽しむなら外部スピーカーやイヤホンの併用が推奨されます。スピーカー付きかどうかは購入前に必ず確認しましょう。
Q9. タッチ対応は必要?
→ 必須ではありませんが、あると便利です。プレゼンや資料の操作、クリエイティブ作業でのペン入力など、ビジネスシーンでは特に活躍します。価格は少し高めになるものの、作業効率を考えると投資する価値があります。
Q10. 持ち運びに最適なサイズは?
→ 人気は13〜14インチです。小型で軽量なのでカバンに入れても負担が少なく、出先での利用に最適です。15.6インチ以上は画面が広く作業性が高いですが、その分重量も増えるため、用途に応じて選ぶのが良いでしょう。