猫との暮らしは楽しいけれど、初心者が最初につまずきやすい「猫のトラブル」も多いです。
この記事では、実際に私が猫を迎えて困った4つの問題と、その解決方法を紹介します。これから猫を迎える方はぜひ参考にしてください。
ケージを準備していなくて大慌てした話
うちに猫を迎えた当日、実はケージを買っていませんでした。
最初は「部屋を自由に歩かせたほうが喜ぶかな」と思っていたんですが、結果は真逆。落ち着く場所がなく、部屋中を歩き回って不安そうに鳴き続けたんです。
猫にとってケージは「安心できる自分の部屋」。特に環境が変わったばかりの時期には欠かせません。
対策
急いでペットショップに行き、2段タイプの猫用ケージを購入しました。設置してあげると、すぐに中に入ってリラックス。やっと安心して眠れるようになりました。
今振り返ると「最初から準備しておけば良かった…」と心底思います。
初心者におすすめのケージ
猫初心者なら、以下の2つが特に使いやすいです。
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👉アイリスオーヤマ 2段ケージ
→ 組み立てが簡単で、賃貸でも設置しやすい。掃除も楽。 -
👉リッチェル 3段ケージ
→ 活発な子向け。上下運動できるのでストレス発散に◎。
どちらも私が実際に使って良かったモデルで、口コミ評価も高いものです。
メリット・デメリット
観点 | メリット | デメリット |
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安全性 | 危険エリアから保護 | 狭く感じる場合あり |
生活リズム | トイレ・睡眠が整う | 慣れるまで鳴くことも |
飼い主 | 在宅ワーク・掃除が楽 | 設置スペースが必要 |
うんちがお尻について大慌てした話
子猫を迎えて数日後、ある日ふと見るとお尻にうんちがついたまま走り回っていることがありました。
部屋のカーペットやソファにまで汚れがついてしまい、掃除は大変。猫自身も気持ち悪そうにしていました。
「どうやって取ればいいの?」と慌てて普通のティッシュで拭こうとしたのですが、毛に絡まってなかなか落ちない…。これでは猫も嫌がるばかりで、結局お互いストレスが溜まってしまいました。
対策
ペット用の無香料ウェットティッシュを購入したことで、一気に解決しました。
普通のティッシュと違って毛に絡みにくく、保湿成分が入っているので肌にも優しい。匂いがないので猫も嫌がらず、短時間でスッキリ処理できるようになりました。
おすすめの猫用ウェットティッシュ
初心者でも扱いやすいのは以下の2つです。
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👉ユニ・チャーム ペットケア 無香料ウェットティッシュ
→ 厚手で拭きやすく、1枚でしっかり汚れが落ちる。 -
👉アイリスオーヤマ ペット用ウェットティッシュ
→ 大容量でコスパが良い。日常使いに便利。
プチアドバイス
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拭くときは「お尻まわりの毛」を優しく押さえて、一方向に滑らせるのがコツ。
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つきやすい子なら、お尻まわりの毛を短めにカットしておくと予防になる。
初心者が意外と見落としがちな「お尻ケア」。ウェットティッシュを常備しておくと安心です。
ケアに役立つアイテム
急な外出で猫をひとりにしてしまった話
猫を迎えて間もない頃、仕事の出張で2日間家を空けなければならないことがありました。
「自動給餌器と水さえあれば大丈夫かな」と安易に考えていたのですが、帰宅すると猫はとても不安定。ごはんは食べ残しが多く、部屋も荒れていて、明らかにストレスを抱えていました。
「やっぱり猫を完全に放置するのは無理だ」と痛感した出来事でした。
解決法
次の出張のときには、ペットシッターサービスを利用しました。
プロのシッターさんが1日1回訪問してくれて、餌や水の管理だけでなく遊んでくれるので猫のストレスも大幅に軽減。帰宅後も落ち着いた様子で迎えてくれるようになりました。
おすすめのペットシッターサービス
初心者でも利用しやすいのは以下のようなサービスです。
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CARE-PETS(ケアペッツ)
→ 全国対応、アプリで簡単に依頼でき、利用者の口コミも豊富。 -
日本ペットシッターサービス
→ 登録シッターが多く、短時間から長期まで柔軟に依頼可能。
プチアドバイス
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初めて依頼するときは「事前面談(トライアル)」を利用して、猫との相性を確認すると安心。
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外出が多い人は、ペットカメラも併用すると状況を把握できてさらに安心。
→ 人気のペットカメラはこちら
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旅行で「ホテルかシッターか」を検討 → 自宅で過ごせるシッターを選び、猫も落ち着いていた
比較:ペットホテル vs ペットシッター
項目 | ペットホテル | ペットシッター |
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環境 | 施設で過ごす(他動物の音) | 自宅でいつも通り |
料金目安 | 1泊3,000〜6,000円 | 1回2,000〜4,000円 |
向くケース | 長期/医療ケア併設 | 短期/環境変化に弱い猫 |
安心感 | 設備・スタッフ常駐 | 見守りカメラ+写真報告 |
出発前の準備(ペットシッターの場合)
項目 | 要点 |
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事前打ち合わせ | フード量/トイレ掃除/性格の共有 |
鍵の受け渡し | 書面で管理・記録 |
連絡手段 | LINE等で写真報告を依頼 |
見守りカメラ | 通知ONで様子確認 |
保険は本当に必要?と悩んだ話
猫を迎えてすぐは「元気そうだし、病院にかかることなんて滅多にないだろう」と思っていました。
しかし、実際にはワクチン・去勢手術・体調不良の通院など、意外と医療費がかかることを実感。SNSでは「猫が誤食して10万円以上かかった」という体験談も見て、正直不安になりました。
「安心料」として保険に入るべきかどうか、本気で考えるようになったのです。
解決法
調べてみると、猫の保険は月額2,000〜4,000円ほどで加入できるプランが多いことがわかりました。
実際に加入してみると、通院や検査費用が半額以上カバーされて助かったことも。いざというとき「お金の心配をしなくていい」という安心感は大きいです。
初心者におすすめの猫保険
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アニコム損保
→ 業界大手。全国の動物病院で使える。LINEで簡単に請求できるのも便利。 -
アイペット
→ 通院から手術まで幅広く補償。新規加入者の口コミ評価が高い。 -
楽天ペット保険
→ 月額2,000円台から入れる格安プランあり。楽天ポイントも貯まる。
プチアドバイス
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通院回数が多い子には「通院補償あり」のプランが安心。
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高額治療に備えるなら「手術補償メイン+高額補償プラン」がおすすめ。
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保険は若いうちに加入するほど保険料が安いので、早めの検討が◎。
選び方のポイント
項目 | チェック内容 |
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補償範囲 | 通院/入院/手術のどこまで? |
補償割合 | 50% or 70%以上? |
年齢制限 | 加入・更新の可否は? |
免責金額 | 小額治療の扱いは? |
まとめ:猫との暮らしを安心スタートさせるために
猫を迎えたばかりの初心者がつまずきやすいのは、脱走・爪切り・食事・病気の4つ。
どれも事前に準備と工夫をすれば大きな問題にはなりません。
最後に、猫初心者におすすめの必須グッズを整理しました。
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高さのある安全ケージ
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丸先シザー(猫用爪切り)
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消化にやさしいキャットフード
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ペット保険
猫との暮らしはトラブルもあるけれど、それを乗り越えた先には毎日の癒しがあります。ぜひ安心の準備を整えて、最高の猫ライフをスタートしてくださいね。